腰痛 対策

腰痛対策は、まず、腰痛を理解することから

年配の人だけでなく、若い人でも悩まされることが多い腰痛・・・

一度悪くすると癖になることもあって
「私の持病は腰痛です」という人が、身の回りに少なくありません。

腰痛に悩まされている人は、全国に1000万人以上いると言われていて、腰痛はまさに国民的大問題とも言えます。

なぜ、これほど多くの人が腰痛になるのでしょうか。

それはわたしたち人間が二本の足で歩いているからなんです。
4本足で歩く動物は、背骨が地面に対して水平になるため、体重は背骨にほぼ均等にかかります。
しかし、二足歩行の人間の場合は背骨が地面に対して垂直になることから、腰は上半身の重さを受けながら下半身の動作を行なわなければならず、より多くの負荷がかかるのです。

人間は二足歩行によって自由に手を使うことができるようになり、知能は発達しましたが、その反面“腰痛が宿命づけられた”と言えるでしょう。

その宿命とさえ言われる腰痛の悩みを抱える人が腰痛対策を考える前に、まず、やって欲しいことがあります。

それは、腰痛についてよ〜く知っておくことです。

サイトの右にあるメニューを見ながら、腰痛の知識を身につけておきましょう。

腰痛が起こるメカニズム

私たち人間は、4本の足を地面について生活する動物に比べ、面積の小さなふたつの足裏で上手にバランスをとって立っています。それでも簡単に倒れてしまわないのはなぜでしょうか。そのカギを握るのが「脊椎」です。

では、脊椎はどのような構造になっているのでしょうか?

脊椎は頭蓋骨の下から腰まで連なっていますが、これは1本の棒のような作りではなく、「椎骨」と呼ばれるブロックのような骨が連結してできています。

このブロックの連なりは、上から順番に首部分の「頚椎」(椎骨が7個)、上半身部分の「胸椎」(椎骨が12個)、腰の部分の「腰椎」(椎骨が5個)、腰の下部の「仙骨」(5個の仙椎が癒合)、「尾骨」(椎骨が3〜5個)からなります。

まっすぐな棒を地面に立ててみると、少しの揺れでも耐えることができずに、すぐに倒れてしまいますね。これは構造上、衝撃を吸収・緩和することができないからです。
人間の脊椎がそれと大きく異なるのは、前後にゆるやかなS字カーブ(生理的弯曲)を描いている点です。横から見るとよくわかりますが、このカーブこそが衝撃を和らげ、たぐいまれなる安定性を生み出しているのです。

椎骨と椎骨の間には「椎間板」と呼ばれる非常にすぐれたクッション材がはさみ込まれています。
この組織は水分量が多く弾力性に富んでいます。

椎骨と椎間板が交互に重なっている脊椎は、ただ重ね合わせているだけでは、すぐにずれてしまい、姿勢を保つことは不可能です。そこでこの重なりがずれないように5種類の「靱帯」が側面を支えています。

・腰痛はどの箇所で発生するの?

S字カーブを描く脊椎のなかでも、腰椎のいちばん下の第5腰椎は、骨盤とのつなぎ目にあたります。
ここは上体の重さと下肢から伝わる衝撃を受け止め、それと同時に伸ばしたり曲げたりひねったりと、大きくて複雑な動きが集中する箇所です。

この第5腰椎をはじめとして第4、第3腰椎は特に負担が大きく疲労がたまりやすいために、痛みの発生箇所となることがよくあります。
姿勢を正して座っているだけでも相当な力が加わりますし、ちょっとした前傾姿勢は想像以上に腰に大きな負担を与えていることがよくあります。日常生活や仕事中の姿勢を振り返ってみると、ずいぶん危ない場面が多いのではないでしょうか。

また、椎骨の問のクッション材として重要な働きをしている椎間板は、年齢とともに水分量が少なくなり、弾力性、柔軟性が失われていきます。
そのため、この不安定さを腰の筋肉で支えようとして、腰周辺を緊張させ続けて疲労が蓄積すること、そして筋肉の収縮によって血行障害が起こることが痛みの原因になる場合が少なくありません。

・脊椎が痛みに敏感なワケは?

脊椎を構成するひとつひとつの椎骨の中央には椎孔という孔があり、脊柱ではこれがつながって「脊柱管」という管が形成されています。ここには、脳から直接伸びる脊髄神経が通っていますが、第1腰椎から下の部分では、筆先のように細かく枝分かれし、尾骨にまで続きます。
脊柱管の中にあるこの細かく枝分かれした神経部分を「馬尾」といいます。馬尾の神経は、脊髄神経となって椎骨と椎骨の間の椎間孔から出て、臀部や下肢に伸びていきます。このうち大腿部の表面に伸びるのが「大腿神経」、大腿部の裏側へ伸びるのが「坐骨神経」です。

腰で発生した痛みは、神経を伝わりますから、ふくらはぎが痛んだり足先がしびれるといった症状が現れることがあります。脊髄には前根と後根があり、両方が合さって脊髄神経となり椎骨から外に伸びていきます。この前後の神経根が合さるところは上下の椎骨の問にある椎間孔という狭い部位にあり、椎間板突出や椎体骨棘などの圧迫を受けやすく、腰痛の発生源の一つになっています。

椎間板の髄核には痛覚神経がないので、髄核に無理がかかっても痛みを感じませんが、髓核をおおう「線維輪」や「硬膜」には痛覚神経がありますので、無理が重なって髄核が外側まで押し出されると痛みをじるようになります。

・腰痛の起こるメカニズム

腰痛を起こす時には、これらの構造を支える靭帯や筋肉、それを機能させる神経なども関係してきます。

何かの原因によって、椎間板が飛び出してヘルニアになったり、脊柱管狭窄症のような神経を刺激する状態になると、腰痛や下肢痛、しびれなどが生じることになります。

また、日頃よくある腰痛のように、筋肉の疲労により、腰を支える筋肉の力が低下すると、血液循環も悪くなり、痛みを出す物質が産生され、筋肉の緊張も強まります。すると腰部の不快感や痛みが繰り返し起きるようになってしまうのです。

⇒腰痛を自分で治すストレッチ体操

腰痛以外にも身体の悩みは様々なものがあります。
特に最近多くの方が抱えている悩みの解決には以下のサイトがお役に立てると思いますので、参考にしてください。
・高血圧と糖尿病
・ガンの食事療法
・自立神経失調症
・多汗症
・子宮筋腫
 

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